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2012年8月29日 (水)

1週間ぶりです!

1週間ぶりに「Aのブログ」再開いたします。

待っていただいていた方、そうでない方も心機一転宜しくお願いいたします。

私は個人的にはブログというものは毎日の日記でありながら一方では自分の記録でもあると思っています。

そういう意味で今後も続けていきたいと思っています。

まず復活第1弾は・・・「神鍋マラソン」と思ったのですが、今回ブログを休ませていただいた事について触れさせて下さい。(長文になりますのでお時間のある方のみお読み下さい。)

8月22日、いつものように出勤前に意識はほとんどありませんが祖母の顔を見て会社に行きました。

意識がほとんどなくなってからも子供も嫁も母も本当に祖母の回復を願って面倒をよくみてくれていました。

私も出かける時は必ず祖母の顔をみて「頑張れよ!」と心の中で祈っていましたが、反面「これが最後になるかも?」という思いはいつも持っていました。

ただその日の朝は「チョット息が荒いかな?」と思ったのと、いつもならラジオ体操から帰ってくると1番に祖母の部屋に行き、しばらく一緒にいるのが日課になっていた末っ子がラジオ体操から帰ってくるとそのまま2階に来て、「今日はおっきいおばあちゃんのところに行かないんか?」と聞いても何も返事をしませんでした。

子供というのは変に敏感なところがあり、何かいやな予感がしましたが、会社に行ってしばらくすると嫁から電話が。

ここしばらくの間嫁から着信があると、「ドキッ」としていましたが、電話にでると電話口で嫁が泣きながら「おばあちゃんが・・・」と言葉になりません。

覚悟はしていたものの、しばらくは事実を認めたくはありませんでした。

でも我に返り、会社のものに事情を説明してから家に帰ると主治医さんが来られ、眼(眼球)に光をあて静かに手をあわされました。

それがどういう事か分かってはいましたが、それでも何かの間違いであってくれ、と信じたくはありませんでした。

でも悲しんだままでもいられません。

しっかりとする事はして送り出してあげようと思いました。

葬儀社、親族、隣保、関係団体、知り合いなどへの連絡、死亡診断書等々家族で手分けをしながら行いました。

目の前にいる祖母は意識のほとんどなかった前日の祖母とは変わりませんでしたが、でも息はしていないので亡くなってしまったのです。

近所の方や親族の方もいち早く駆けつけてくれ、生前の祖母を偲んでくれました。

しばらくの間、ベッドの傍らで祖母の手を握りながらうなだれていた私に皆さんがやさしい言葉をかけていただき本当にありがたいことだなぁ、と思いました。

そして葬儀社の方が来られると後は手際よく色々としていただき、お通夜、告別式の準備もほとんど整いました。

その夜は祖母が自宅で過ごす最後の夜だったので、安置されている部屋で何十年ぶりかに一緒に寝ました。

そしてお通夜の日のお昼は祖母と同じ部屋で家族で最後のご飯を食べました。

それからきれいに納棺していただき、いよいよ自宅から葬儀の行われるホールへ移動です。

最後の自宅かと思うとこみ上げてくるこらえきれないものがあり、近所の方にも見送っていただきました。

そしてお通夜となり、驚くほどの多くの方にお参りいただき本当に感謝しています。

お通夜も滞りなく終わり、最後のあいさつの時になると、考えてはいたものの中々思い通りにはできなかったのと、涙だけはがまんしようと思っていたのですが、あいさつしながら昔の事などを思い出していると、どうしてもこらえきれず、少し見苦しいところを見せてしまったかな?と思っています。

そして、次の日の告別式となり、喪主として会館の方との打ち合わせ等、バタバタとしているうちに終わってしまったような感がありましたが、やはり最後のお別れの時になると、これまでの事が脳裏をよぎり、涙が止まりませんでした。

そして葬儀も一通り終わり、夕方自宅に帰りました。

祖母のお骨と写真、そして2日前まで寝ていた誰もいなくなったベッドを見ると何とも言えない気持ちになりましたが、同時に「これまで本当にありがとう!」という気持ちにもなりました。

96歳という高齢ではありましたが、大事な家族の1人にかわりはありません。

まだまだバタバタする日々は続くと思いますが、しっかり供養して、いつまでも家族の事、仕事の事・・・見守っていてほしいです。

本当に本当に本当にありがとう!

これからも天国で見守っていてネ!

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コメント

お帰りなさい!!!
としか言えませんね。
残された家族の方が元気に過ごされることが
亡くなった方への最高の恩返しと考えます。
だからこれからは空の向こうでおばあちゃんが見守っていらっしゃると思いますよ。
それと思い出したのですが、僕のおじいちゃんが亡くなったとき
(30年前くらいだったでしょうか?)
同じような不思議なことを兄弟3人で経験しました。
子供って虫の知らせとかには敏感なのではないでしょうか?
それだけ感受性が豊かなんでしょうね。
さぁ今日から毎日更新やりますか!

栄治さんへ
毎日更新頑張りますヨ
栄治さんもそろそろお疲れだと思うので休養されては???

私の母方の祖母は小学生の低学年の時期に亡くしました。

幼少時代から私を育ててくれた父のように思っていた祖父は私が東京にいたころに訃報を聞き目の前が真っ暗になったことを憶えています。

祖母も看取ることができず亡くなりました。

Aさんのおばあちゃんはみんなで家で見送られて幸せだったと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。

惣兵衛さんへ
ありがとうございます
又ブログ再開しましたので、宜しくお願いいたします

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